当Webサイトは、カンボジア日本人会の情報発信や協会員同士の交流を目的としております。

Home>>話題の広場>>渡航前PCR検査に関して、よくあるお問い合わせについて

渡航前PCR検査に関して、よくあるお問い合わせについて

投稿日:2020年10月16日(金曜日) PM 8:11

最終更新日:2020年10月20日(火曜日)PM 8:08

カンボジア入国に際して、渡航前PCR検査が義務付けられています。これについて、よくあるお問い合わせについて、以下の通りまとめましたので、ご参考いただけましたら幸いです。

カンボジア渡航前PCR検査Q&A

 

 

2020年10月14日現在、カンボジアに入国するにあたり、カンボジア人以外はすべての人が渡航前にPCR検査を受け、陰性証明書を取得することが必須とされています。

この渡航前陰性証明書について最近、書式や内容に不足や誤りがあり、空港で搭乗拒否される事例が発生しています。

以下、「日本でのPCR検査による陰性証明書の取得」について、カンボジア保健省や在カンボジア日本国大使館の情報および在留邦人などの体験談より、10月14日現在で最新と思われる情報を記載します。

この内容は、日本カンボジア両国の保健当局により変更になる可能性があります。最新の情報は必ず渡航前にご自身でお確かめのうえ、準備をされますようお願い申し上げます。

 

 

Q 大使館のHPには渡航前PCR検査について、「PCR検査(鼻咽頭スワブ)に基づき、かつ居住国からカンボジアに向けての出発の72時間前以内に居住国の保健当局などから発行された新型コロナウイルスに感染していないことを証明する英語の健康診断書を提示しなくてはならない」とありますが、PCR検査以外、たとえば抗体検査でも渡航可能ですか?

A PCR検査のみです。抗体検査では渡航できません。

 

Q 大使館のHPには「居住国の保健当局などから発行された」健康診断書とありますが、保健所での検査が必要なのでしょうか。

A 民間のクリニック等で大丈夫です。検査機関については、こちらで検索できますので、ご利用ください。

海外渡航者新型コロナウイルス検査センター(TeCOT)

https://www.meti.go.jp/policy/investment/tecot/top.html

 

Q 大使館のHPには「出発の72時間前以内に居住国の保健当局などから発行された」証明書とありますが、どこを起点に「72時間前以内」なのでしょうか。

A カンボジア保健省の通達もこの点については揺らいできました。当初は「カンボジアの入国の72時間前以内」でしたが、それでは厳しすぎるということで、「出発の72時間前以内」になっています。具体的には、日本からの飛行機の出発時間、ととらえられています。また、72時間前以内の「発行」なのか、「検査」なのかについても保健省の文書はあいまいです。現在のところ、大使館HPのとおり、「72時間前以内の発行」で入国できていますが、念のためであれば、「72時間前以内の検査」をおすすめします。陰性証明書には検査日だけでなく、検査時間も記載されます。

 

Q 最近は唾液によるPCR検査もありますが、唾液でも大丈夫ですか。

A だめです。必ず「鼻咽頭スワブ」による検査が必要です。陰性証明書にも、「鼻咽頭スワブ」であることが明記されていることを確認してください。「唾液」とも「スワブ」とも記載されていない場合も、受け入れられない可能性がありますので、必ず「スワブ」であることを記載してもらってください。

 

Q 陰性証明は英文でないとだめですか。

A だめです。必ず英文で発行してもらってください。

 

Q 陰性証明の定型フォームに手書きで記入した証明書を受け取りました。利用できますか。

A できません。陰性証明書は、医師の署名以外の部分に手書きがあると認められないようです。最近、手書きの陰性証明書を取得した方が、成田からは搭乗できましたが仁川で搭乗を拒否された事例が発生しました。必ず印刷された「原本」をお持ちください。

 

Q 陰性証明書にはクリニックの判がおしてありますが医師の署名がありません。これで大丈夫ですか。

A だめです。医師の署名が必要です。判のみの証明書を出すクリニックも多いのですが、必ず医師の署名ももらってください。手書きの署名がなく、空港での手続きが面倒になった事例があります。

 

以上、渡航前PCR検査についての情報をQ&Aでまとめました。

このほか、ご自身の経験など新しい情報がありましたら、ぜひ日本人会までお寄せください。