ゴルフ部報告

八木 和彦

 2001年に故小渕総理大臣に寄贈頂いたカップを、ゴルフ愛好家が集まり、「総理大臣杯」更には「小渕杯」としてゴルフコンペを開催してきました。日本人会報や日本人会のホームページ(http://www.jacam.cc/)において、2009年11月29日の第69回大使杯、同12月20日の総理大臣杯まで報告されていますので、2010年以降の名(迷?)ゴルファー達の活躍の一部を報告させていただきます。先ずはコンペ結果報告です(表1)。



 そして2011年4月24日に第73回となる小渕杯取切最終戦を開催し、優勝:今村、準優勝:北田、第3位:平岩という結果となりました。今村氏は「優勝カップをカンボジアの皆さんの為に」とレストラン四季に寄贈されました。延べ73名の歴代優勝者はカップにビールを注ぎ飲み干しますので、殺菌して保管戴けることになっています。この最終戦は先の東日本大震災チャリティーも兼ね、集まった総額1114ドル+1万6000リエルを日本人会にお届けしました。各種賞金等を全額募金された(させられた?)某I選手、(誰のオムツかは深く知りませんが?)おむつ代を確保した上での募金や、文字通り泣く泣く拠出された選手もいましたが、スタート前の夢と希望と気合いとは裏腹に、汗と涙と悔しさが込められた沢山の浄財が集まりました。
 5月からは「第1回黒木大使杯」のスタートとなります。結果等については後程報告いたします。乞うご期待。





 ゴルフにルールはあっても(但し、カンボジアは少々?違いますが)国境はなく、カンボジアでも諸外国のゴルファーとの交流も継続中です。以前は日本、韓国、台湾、ブアヤ(東南アジア+α混成)の4チームでインタークラブコンペとして開催していましたが、昨年より(内部分裂により?)韓国チームが抜け、新たに「Foreign Challenge Cup」として続いており、日本チームも参戦しています。残念ながら、我が日本チームは毎度の様に第3位争いを演じています。写真からもお分かりのように、とんでもない躯体の巨人(因みに、椅子に乗っていません。背に合った特注クラブを使うそうです)や、10万円以上もするウェッジ2本セットを駆使する輩、ゴルフアカデミー留学者や、300ヤードを超えるショットを放つセミプロを相手にするわけで、致し方なしという意見もあります。それもあって他チームからお情けハンディーを貰っています。 が、しかし、最下位、いや第3位脱出に、手が届きました。以前は一人当たり5打近くの改善が必要というデータでしたが、(ハンディーもあって?)最近では数打に縮まってきており、ます。幹事チームがルールを決められるのですが、やっつける良いアイディアを募集しています。「頑張ろう日本!」を合言葉に精鋭が集まり、団結している日本チームです。次回にはその嬉しい報告ができると信じています。
 (緊告:5月8日のコンペで、台湾のHappyチームを抜き、第2位に躍進!)