2010年度役員退任のご挨拶


会長 神崎紘邇(CAMCAL)

1年を振り返って

此のたびの関東大震災における犠牲者の皆様方に哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われました皆様方にお見舞い申し上げます。このような災害が二度と起こらないように願ってやみません。会員の皆様のご協力により日本人会長として、この一年間つつがなく役目を終われると思いましたら此の大震災。今後とも新しい役員の皆様方とともに、復興の支援を惜しまないつもりです。どうぞよろしくお願い申し上げます。

しかし年取ると時の経つのが早いと言う事を聞いておりましたが、確かに早いですね。
それだけ歳を取ったと言う事でしょうか。しみじみと実感しております。
いつまでも若いと思いながらボーリング大会に出場して指の皮をむいたり、運動会で50m位ならば走れるだろうと気楽に考えて、走りましたがわずか30mほど走ったところで足がツッテ走れなくなってしまいました。忘年会では準備万端整へ、本番を待つのみと言う時にめまいに襲われて、立ち上がる事も出来ず、折角の楽しみを棒に振った此の1年でした。補習校の移転問題では、多くの移転実行委員、保護者の皆様方、また黒木大使始め大使館の方々にご迷惑をおかけしました。何か将来の為になるような事をしたいと言う強い願望も潰えてしまって、今は茫然としている状態です。ジオパークの木もなかなか成長に時間がかかっています。もともと成長には時間がかかると理解していましたが、やはり一日も早く大きくなって木陰を作ってほしいと思います。補習校の植樹も日々大きくなってきております。また是非見に来て下さい。いつも一人合点して会員の皆様には多大なご迷惑をおかけしたと思いますが、どうぞお許し下さい。これからは心身ともに元気になってまた皆様方と友好の絆を強くしていきたいと思っています。益々日本人会が発展する事を願っております。この一年間ご協力ありがとうございました。 敬具

副会長 鈴木康次郎(JICA所長)

昨年度に続き、2年連続で副会長を仰せつかりましたが、殆ど皆様のお役に立てないまま年度末を迎えてしまいました。いつもながら、誠に申し訳ございません。なるべく、神崎会長や岡田副会長の邪魔にならないようにはしてきたつもりですが、毎回イベントそのものは、十分に楽しませて頂いており、本当に日本人会には感謝しております。今年度は、特に日系企業の進出が増えた1年でしたが、今後の更なる日系企業の進出を考えますと、日本人会は、益々賑やかになっていくことが期待されます。日本人会の益々の発展を祈らずにはおられません。最後になりましたが、日本人会の皆様、本当にこの1年間、ご協力有難うございました。

副会長 岡田光司(すずめレストラン)

2010年度カンボジア日本人役員の皆様、並びに会員の皆様、2010年度の活動に御協力頂き、誠にありがとう御座いました。

日系企業の新たな投資、進出先としてカンボジアが注目される中、在留邦人数の増加に伴い、カンボジア日本人会の会員数も年々増えてきております。
当会の目的である、会員相互並びにカンボジア国民との友好と親睦、会員子女教育の支援をより充実させる様、役員一同一丸となって努めてまいりました。
2010年度の役員は一年間の役目を終え、退任となりますが、2011年度は新体制の下で引続き目的を追求し、活動していく事になります。その活動には、会員である皆様の協力と理解が必要である事は言うまでもありません。
今後ともカンボジア日本人会の活動、運営を支えて頂き、又、積極的に参加して頂ける様、宜しくお願い致します。

八木和彦(JICA)

黒木名誉会長、神崎会長始め日本人会役員の皆様、そして何よりも日本人会会員の皆様、2010年度も補習校や日本人会各種行事には親子共々すっかりお世話になりました。ありがとうございました。今年度仰せ使っておりました役員の仕事につきましても、大過なく務めさせていただきましたことに対し、神崎会長はじめ役員諸氏、会員の皆様に厚く御礼申し上げます。

当地での滞在も残す所1年となりましたが、今後ともよろしくお願い致します。

石田和基(JICA)

尊敬申し上げている神崎会長から声をかけて頂き、2年ぶりにカンボジア日本人会末席役員として、神崎会長、鈴木・岡田副会長のもと、他の役員の方々と共に、和気藹々とした雰囲気の中で、時には丑三つ時の鐘を聞く時間まで白熱した議論を重ねたこともありました。「光陰矢のごとし」本当にアッというまの充実した1年間でした...と共に、素晴らしい仲間が、小生のカンボジア生活の1ページに、確実に太く濃く書き足された1年間でもありました。この場を借りて、今年度役員の方々、各行事の実行委員の皆さんに対して、心から「ありがとうございました。」という気持ちをお伝えさせていただきます。

カンボジア日本人会の役員として、活動した中で、本当に多くのことを学ばせて頂き、小生の引き出しがまたひとつ増えましたが、その中で、神崎会長、岡田副会長からとても素敵な言葉を教えて頂きました。

それは、「いい加減」と言う言葉です。

この言葉は、今では「いい加減な」とか、「適当な」とか、本来とは違う「無責任」・「無関心」など、きちんと物事に向かい合っていない悪い意味で使われることが多くなっています。例えば、「風呂の湯かげん」を例にすると、「いい湯かげん」とはどれくらいでしょうか?40℃でいいという人もいれば、41℃がいいという人もおり、「いい湯かげん」はその人によって異なります。また、夏や冬など季節によっても異なるでしょうし、赤ん坊と大人では勿論違ってきます。しかしながら、35℃以下ではほとんどの人がぬるいと感じますし、45℃以上では熱くて入れない人が多いと思います。それが「加減(かげん)というもので、幅があるものです。

本当の「いい加減」は、ある幅の中で、日々変動していて、異なる感性と能力をもった個々の人たちが、お互いを思いやることを気づいたときに創られていくものだということを教えて頂きました。

教えて頂いた、「いい加減」という言葉の奥の深さ、本当の意味を胸に刻み、今後の人生の座右の銘にして、一歩ずつ歩んでいきたいと思います。

末筆になりましたが、この1年間、色々な形でご支援・ご助言頂いた会員の皆さん、本当にありがとうございました。
カンボジア日本人会は役員だけでは何もできない組織です。これからも会員の皆さんの力を頂きながら、微力ではありますが、カンボジアでの「思い出作り」のお手伝いをさせて頂きたいと思いますので、今後ともご指導・ご鞭撻の程、宜しくお願いします。

長林昭宏(エフサンツーリスト)

私は、役員を2期2年間、務めさせていただきました。その間、補習校の運営にも携わってまいりました。

今振り返りますと、なんか学生時代の部活動をもう一度やっていたという感じです。盆踊り大会、忘年会、運動会などの開催。その準備のため、楽しい仲間と時には酒を酌み交わしながらの熱い討議。 『立ってるものは親でも使え』が性分で、時として年長の先輩に対して、生意気な発言も多々しておりました。補習校の運営につきましても、『学校は遊ぶところ』と思い切っている自分が、いつも“ガラじゃねぇんだよな~”と思いつつ、他の保護者の皆さんと意見を交わさせていただきました。

いよいよ自分も卒業です。ともどもに活動をやってきました役員、実行委員の皆様、また、日本人会を支えてきた会員の方々、2年間ありがとうございました。

これからカンボジアがいよいよ発展する中、在留邦人、また日本人会の会員数も増加の一途でしょう。その中で、日本人会の役割もさらに多岐に渡っていくと思います。私も、役員をやる前は、日本人会って何?って思っていましたが、これからの日本の国際化を思うに、その使命は重大です。

最後に、とりわけ若い人たちに言います。“悪くないっすよ日本人会”

坂本貴則(JVC)

会員の皆さん、2010年度も一年間、日本人会のイベントに参加してくださりありがとうございます。役員の皆さんにご迷惑をおかけしつつ、様々な方のご協力を得ながら、なんとか1年イベントを無事行うことが出来ました。来年度も引き続き、役員を務めさせていただくことになりましたので、来年も皆さんからのご協力を得、イベントを盛り上げていきたいと思います。2011年度もどうぞ、よろしくお願いいたします。

田中領事

また1年が瞬く間に過ぎ去って、年度末の3月となりました。多くの会員の皆さんに支えられて、2010年度の日本人会の活動も無事に終わろうとしています。本当にありがとうございました。また、役員の皆さんにおかれましても、それぞれ本業で忙しい中、1年間の運営お疲れさまでした。

球技大会、ボーリング大会、盆踊り大会、忘年会、運動会とこれら日本人会主催の各種行事に参加された皆様は、この1年を通じて、いろいろな思い出を作ることが出来たのではないかと思います。私自身も、運動会ではスターターを務めることが毎年の恒例となっていますが、今年はスターター家業に加え、とても多くの競技種目に参加して、更に所属の紅組が優勝したことで、今までで一番強く印象に残る運動会となりました。

ところで、日本人会の目的は、会員相互のみでなく、日本人とカンボジア人との友好と親睦を図ることも目的としています。毎年盆踊り大会にはカンボジアの方々も参加して、大きな盛り上がりを見せているように、他の行事についても、特に昼間に人目を引くようなもので、カンボジアの方々と一緒にできれば日本人会の認知も高まり、更なる盛り上がりも見せるのではないかと思うようになりました。

球技大会や運動会など事前にルール説明が必要なものはちょっと難しいかもしれませんが、例えばプノンペン市警の協力を得て、「日本人会主催プノンペン駅伝大会」なんていうのが毎年できればいいんじゃないかなと思います。まあ、まだもう少し先の夢ですけれども。

上村未来

今年度、事務局からのメールが届かなかったなど、 いろいろ不備があったこと、この場をお借りしてお詫び申し上げます。
事務局として至らない点が多々あったかと思いますが、 役員の皆さまからの助けを得ながら、多くのことを学ばせて いただいた1年間でした。どうもありがとうございました。